なかなか
こういうこと(開催報告)を書くのを
苦手に感じていた
というのも
Facebookで
お友達たちが
講座開催をしたことを
アップしていると
おそらく
嫉妬や
羨望からだったのだろう
反応していたが
やっぱり
自分がやってみると
こうして
報告というか
見返りというか
そういうのを
してみたくなるのだと思う
「離婚の壁」と題して
講座を始めることにした
この題名は
コンサルをしてもらった
Minori Satoさんと一緒に考えたものだ
我ながら
良いネーミングのように思う
『ボケの壁』
『80歳の壁』
など
本屋さんには
壁、と名のついた本がよく目についたことから
同じく
離婚の壁
と名付けた
私のところには
当然だが
「離婚」について
考えている人がやってくる
しかし
そのうち
私の肌感覚では約8割は
実際には
離婚をしないし
離婚が必要ないし
という人たちである
本当に
離婚が必要であり
今すぐ離婚した方がいい
という
実践的な
本当に離婚の相談やアドバイスをする人は
ほんの1〜2割
本来であれば
弁護士というのは
その
一握りの
もう
終わりにする
清算する
ということの
清算業務を担う仕事だ
だけど
およそ8割の人が
「離婚」を考えた時点では
実際に離婚することまでは考えていない
ほとんどの人は
その実態に恐れおののき
できれば
回避したいと思うのが当然ではないだろうか
「離婚をする」
というのは
実際には
とても、とても
単純なことだ
離婚届を書き
引っ越しをして
養育費を決め
財産を半分に分けて、だ
そういえば
最初の結婚の時には
同業者だったということもあり
2人で毎月同額を入金していた共通口座の残高を
別居時点の残高でパッキリ2で割って送金してもらって
終わりだった
何ともシンプル
離婚届も
私が躊躇してしまって
二人の署名が揃ってもしばらく持ってしまっていたら
「早く出して」と元夫から言われてしまった
そう
そんなふうに
本当に終わるときには
何とも
シンプル
そして
このシンプルさに落とし込みたくないから
離婚
という話し合いは
ごちゃごちゃと
あえて
させるのだと思う
この
ごちゃごちゃ
が
必要なのだと思うし
それ自体を
求めているのだと思う
だから
あえて
この
ごちゃごちゃ
をやりたくて
いったん
部屋の中のものを
すべて出して
並べて
整理をするように
取捨選択をするように
したいのだと思う
初回の相談に来て
実際に離婚をする人は
ほんの1〜2割
そして
そこから
この人間修行とでも言うべき
ごちゃごちゃを経て
数年
人によっては
十数年〜数十年
そして
ようやく
そのとき、がやってくる
だから
この必要なごちゃごちゃを
一緒に
寄り添ってあげる
期間が必要だと思うし
寄り添える場所も必要だと思う
バカらしいことでもね
必要、なんだよ
人間には