当たり前、なんですけどね
本当に
他人である
客観的な視点を持つことのできる
私たちや
私たち以外の人からしたら
当たり前
なんですけどね
離婚って
当たり前ですけど
別れる、ってことですよね
ってことは
当然
もう
今後のあなたの人生からはいなくなるわけで
ということは
当然
もう
その人のことを考える必要はないわけで
だって
あなたの人生の登場人物では、もうないのだから
当然のことだけど
これまで一緒に歩いてきた
同じ人生の道が
別々になるわけで
当然のことだけど
別々の人生を歩くわけで
当然のことだけど
もう二度と会うこともなかったり、で
(お子さんがいると
そうもいかなかったりもあるけれど)
当然のことだけど
経済は別々になるわけで
当然のことだけど
もう他人なのだから(って先日、離婚後に強調していた相手方さんがいたな)
彼があなたに
お金を払ったり
何かをする必要や意味や義務はないわけで
だから
そうなるために
離婚をするのだし
そうなることが
離婚なのだし
けれど
ここがスッポリ落ちていて
離婚するっていうことの
当たり前のことが
わかっていなくて
いやいや
本当のところは
違うのだろうな
離婚をする
って言うことにして
相手の愛情や
感情や
態度や
そういったものを確かめたかったり
確認したかったり
反応を引き出したかったり
そういや
私も
昔の結婚のときは
それ
したなぁ
全然
深い話
みたいなのができない夫婦で
だから
表面上は全然うまくいっていたと思うよ
うちにくるご相談者さんたちも
よく
「他人からは良い旦那さんで、どこに不満があるの、なんて言われるんですが、、」
ってやつ
別に
現状に、現実的なところに、物理的なところ
不満があったわけではない
たぶん、私が
その後
スピリチュアルとか精神世界とか潜在意識とか心理学とか
そんなのを無性に学ぶようになったように
私自身が
そういった深い、目に見えない繋がり、絆、感覚
みたいなものに飢えていたんだと思う
だから
それを引き出したくて
それをしたくて
「離婚したい」
ってパンチのある提案をして
「どうして?」
って聞いてもらうところから
私の考えていることを
引き出してもらおう、聞いてもらう、伝えさせてもらおう
わかり合おう
みたいな希望があったのだけれども
当時の夫さんは
私が「離婚して」
と言うと
黙ってしまう
上のような会話、対話、深い話
みたいなのができなかった
だから
何回か
「離婚」という議題を持ち上げて
この
本当の目的である
深い対話
みたいなものを
求めたのだけど
結局、一度も応じられることはなく
たぶん、今にして思えば
そもそも、彼は
こういったことができないか、苦手だったんだよね
だから
私が求めていたようなことや
期待してたようなこと
予想していたようなことは
全く
起こらず
今にして思えば
彼は
ただ
これが彼の個性であり
唯一性であり
彼らしさというか
唯一無二の彼であったのだろうけど
私がちゃんと
その彼の個性というものを
きちんと
色眼鏡をかけずに
まっさらで
見ていなかったんだよね
まっさらに
見ることができていれば
そして
自分が
何を求めているのか
をわかっていれば
まあ、
この時点で
この若さで
それをわかっている
というのも
無理な話だな
ということは
こういう体験を二人でして
こういう経験を二人でして
こうして
晩年になって
振り返ることができて
振り返ることのできる素材や考え方みたいなものを
得ることができて
はじめて
あの時
こうだったんだなぁ
私
こうだったんだなぁ
ってわかるんだよね
・・・でね
ここ
できれば結婚前に知ることができていれば
超重要
お互い
何を大切にしていて
何を求めていて
そして
お互い、どんな個性を持っているのか
を
お互い
まっさらで
認識してあげる
それが良い悪いではなく
ただ、ただ
ああ、そうなんだね
あるんだね
って容認してあげる
そうしたら
もしかしたら
私の元夫さんも
苦手ながらも
見様見真似だったり
練習だったり
知識だったり
マニュアルだったり
で
できることもあるはず
それが
結局
思いやり
ってものなのかもしれないな