弁護士ドットコムニュースさんの
YouTubeチャンネルに出演させていただきました
「こじらせない離婚の方法」 全7回
第1回〜第3回はこちら
↓
第1回「『離婚』がよぎったら何をすべき?」
第2回「どうやった離婚できる?離婚の手続きを解説」
さきほど、第4回〜第7回の試写を観たのですが
最終回は我ながら
感動してしまいました(泣)
と、いうのも
「離婚を選んだあなたへ・・・」
というテーマで
「エールを送ってください」
と振ってくれたからなのです
おそらく
私が一番やりたかったのは
これ、
なんですよね
そうやって
自分で自分の動画観ながら
思ってしまいました(泣)
「離婚には覚悟はいりますか?」
と聞かれ
これまでだったら
「覚悟いりませんよ」
って答えていたかと思います、私
でも、ようやく
「覚悟はいりますよ」
と
こういった公の場で言ったような気がします
たしかに
私は4回離婚していますから
離婚自体は
できます
でも
思い返してみれば
初めて離婚した
最初の離婚のとき
相当の覚悟がいりました
悩んだし
戸惑ったし
気持ちもいったりきたり
躊躇したり
罪悪感もったり
相手に悪いと思ったり
たくさん泣いたり
進めなかったり
勇気が必要だったり
勢いが必要だったり
言い訳が必要だったり
と
本当、今思い返してみれば
いろいろ、ありました
そして
2回目も、3回目も、4回目も
それぞれ
悩んだ期間や時間や理由や状況や気持ちは
本当にそれぞれ違ったけれど
思い返せば
そのとき、そのときで
散々、散々、悩んで
考えて、考えて、考えて
傷ついて、自分を責めて、、、、、、、
でした
でも
最終的には
自分で「離婚する」という、覚悟を決めた
だから
その後、引きずらなかったのかもしれません
自分で、決めたから
私の母は
離婚後
すでに20年以上が経っているけれど
今でも
離婚について
後悔や、父に対する不平不満、父の再婚相手に対する悪口などを言っています
よく飽きもせずに
20年以上も
ずっと同じ話ができるものだと
私はずっと不思議でならなかった
まるで壊れたプレーヤーのようだ
(と、以前にリーディング練習のときにお友達が言ってくれた)
母が同じことをずっとずっとずっと言っていることが
本当に不思議で不思議でならなかったのだけど
今回、弁護士ドットコムニュースさんの番組で
「離婚に覚悟はいりますよ」と
はっきり言ってみれたことで
そして、それを
「覚悟はいる」ときっぱりと字幕にしてくれたことで
なんだか
ふと
「母は、おそらく、覚悟がなかったのだろうな」
と思えた
それは、そう
彼女は
父から
結婚後8年で離婚を切り出され、
23年で離婚調停になり、離婚訴訟となった
しかし、彼女としては
自分がなぜ離婚を切り出されるのか
なぜ離婚となるのか
皆目検討もつかなった
自分では
父の犠牲になって身を粉にして働いて
いわゆる今でいうワンオペ育児だったし(それはたしかにそうだった)
だから
その理由を
父の再婚相手一点に集約したらしい
そうでもしないと
理屈がつかなかったからだろう
しかし
それが
どうやら本当ではなかったようであることを
私は3年前になってようやく知ることができた
父の再婚相手に
初めて会ったからだ
その再婚相手は
母が話すような人物像とはかけ離れていた
全くの別人であった
そのとき
私は
母が、父の再婚相手に理由を求めないと
母自身が「やってられなかった」のであろう
おそらく、自分に理由を求めると
人格が破綻したのであろうことを悟った
と、ともに
父も
とても大変だったのであろうことも悟った
よくぞ
私と弟が成人するころまで
家にいてくれたと思った
そのおかげで
私たちは
父と自由に今でも会うことができるし
交流することができる
それは
すでに成人であったことから
父と自分で連絡をとることができ
父と自由に会ったり話したりすることはできたからだ
そして
大学と司法試験合格まで
勉強に必要なお金は出してくれた
父にとって
価値観の大きく異る母との婚姻生活、同居生活は
苦痛を伴うものであったであろうし
母にとって
これまで信じてきた価値基準
自分が正と信じて疑わなかった価値基準を否定されるような結果となったことについて
おそらく人格が破綻しないように
他に責任を求めたのであろう
だから
「覚悟」ができなかった
いや
したくなかったのだろう
認めたくなかったのであろうし
だからこそ
覚悟をしなかったのであろうし
できなかったのであろう
だから
もしかしたら今でも
自分の人生が
自分の想定していたとおりにならなかったことに対して
誰かのせい、人のせい、にしたいのかもしれないし
せざるをえなかったのかもしれない
・・・そんな分析ばかりをね
かれこれずっと
気づけば
30年以上もやってきている
最近
ようやく
いろんなことがわかるように
なったのかもしれない
ヲタクのように
アカシックや心理なんかの勉強を
10年近くやってきたからかな
さて
母を許せた?自分
父を許せた?自分
母を理解できたかもしれない自分
父を理解できたかもしれない自分
は
これから
いったいどこに
行くのやら・・・・・笑