たまたま
「夫の浪費が理由で」
離婚をしたい
という相談が続いた
しかし
不思議なのが
「夫の浪費が嫌で離婚したい」
というのに
「離婚後の経済的な不安が理由で踏み切れない」
というのだ
そして
「経済的な不安」を解消したいから
「婚姻費用をしっかりもらって別居して
それから離婚したい」
と言うのである
論理矛盾だ
「夫の浪費が理由」
と言っておきながら
その夫に
「経済的に依存」
している
これって
論理破綻でしょ 笑
夫の浪費が心配や不安なのだったら
その夫がいないほうが
確実にお金がたまって
安心できるのでは??
要は
「離婚をしてしまうと
夫が浪費する以上に経済的に困ってしまう」
けれど
「夫から金の無心をされたり
夫が勝手にお金を遣うことが許せないで嫌」
という
感情面・心情面が
前者の
客観的合理性を上回ってしまうのだ
上記を解決するのなら
ただ単に
淡々と
夫の金の無心を断ればいいだけである
「家族のため」
「家族のお金がなくなるから」
「子供の将来の学費がなくなるから」
など
妻が
夫の浪費を嫌だと思うのは
そういった理由だろう
そして
きちんと予告をする必要があるだろう
このまま浪費を続けると
家族として一緒にいることは不可能になる
すなわち離婚をする、と
でも
上記のように
自分ひとりだけで
生計を立てることができないので
「出ていく」と言えないし
「別居をする」とも言えないのだろう
そうすると
夫も
足元を見ている
「どうせ
俺がいないと生活をすることができないのだろう」
と
たかをくくって
浪費をするのだろう
でも
いくら淡々と
家族のために家計を管理したとしても
夫が
給料を渡す前に遣ってしまったり
給料振込み口座を管理させなかったり
給料振込み口座を分けてしまったり
など
どうしようもできないときは
最後通告をして
終わらせるしかないのだと思う
そちらのほうが
自分だけの収入だとしても
健全だ
国はシングルマザーには優しい
生活をしていけないことはない
あとは
覚悟次第だ
もしかしたら
女性自身が
覚悟ができていないと
それを
男性も見透かして
なめた行動をしてくるのかもしれない
どうせ、無理だろう
どうせ、許してくれるだろう
と
結局は
どこまで真剣に
話をすることができて
それを
二人が
同じレベルで
温度感で
感じることができるかどうか
なのだと思う
それが
夫婦として
乗り越える
乗り越えることができる
ということなのではないだろうか